マス ダルゾン カブレッタ ブラン 2022
品種:"クレレット・デュ・ラングドック40%、ルーサンヌ30%、
グルナッシュ・ブラン及びグルナッシュ・グリ30%" 早朝に手摘みして収穫したブドウを畑と醸造所で各1 回ずつ選果。除梗してス
キンコンタクトを行う。その後、圧搾してフリーランジューズのみを発酵層に移して発酵を行う。
発酵はブドウに付着している野生酵母のみで行い、酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、
矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。クレレットは卵形のコンク
リートの発酵槽で、その他の品種はオーストリアのストッキンジャー製の大樽(新樽は用い
ない)で発酵を行います。マロ発酵は完全に実施し、熟成後アッサンブラージュして、無清
澄・無清澄で瓶詰め。SO2 は瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。
2022 年の収穫日はルーサンヌ9/21、グルナッシュ・ブランとグルナッシュ・グリが9/21、ク
レレット・デュ・ラングドックが9/26。
醸しの期間はグルナッシュ・ブラン及びグルナッシュ・グリが24 時間、ルーサンヌが24 時間。
クレレット・デュ・ラングドックは12 日間。2023 年5 月時点でのSO2 トータルは29mg /l。
アルコール度数12.5 度。総生産量約4,000 本。
カブレッタとは古代の人にとって山羊を放牧するような痩せた土地を意味していました。この
ようなテロワールで栽培されたブドウは地中深く根を伸ばし、自分にとって最適なバランスを
見つけていきます。カブレッタとは南仏の方言で山羊を意味します。また、南仏の民族楽器
の名称でもあります。このようなことから、ドメーヌではこのワインを味わう人にテロワールの奏
でる音楽が伝わってくれるようにとの願いを込めて、カブレッタと命名しました。