プリンチピアーノ フェルディナンド ランゲ ロッソ 2021
生産者名:Principiano Ferdinando
商品名:Langhe Rosso 2021
品種:スラリーナ 100%
地域:イタリア >ピエモンテ
容量:750ml
(以下インポーター資料より)
プリンチピアーノはバローロ モンフォルティーノを生む畑、フランチャに接した偉大なクリュ、ボスカレートを所有する自然派バローロの造り手です。ビオロジックでブドウを栽培し、伝統的な手法でバローロを造っています。このワインは今はほとんど植えられていない土着品種スラリーナで造る赤ワイン。フレッシュな果実味に豊かなアロマ、ほのかにコショウのようなニュアンスがあります。非常に透明感があり「軽い赤ワインよりも軽い」と例えられるほど軽快なランゲ ロッソです! いまではほとんどその姿を見ることはなくなった品種「スラリーナ」 フェルディナンドは、アルタ ランガの畑でビアンコに並ぶランゲ ロッソを作りたいと考えていました。在来品種のブドウをいくつか試してみたところ、彼は特にスラリーナに惹かれ、セッラヴァッレ ランゲ地域にスラリーナを植えることにしました。0.5ヘクタールほどの畑から、年間生産量は1500-2000本ほど造っています。スラリーナはかつてピエモンテ南東部に広く植わっていたが、いまではほとんどその姿を見ることはなくなった品種です。 ステンレスタンクで6ヶ月熟成 ブドウは2016年に植えられたスラリーナ100%使用。畑は標高750mの東向きで砂質、粘土石灰の土壌です。収獲したブドウはステンレスタンクで約2週間マセレーションして発酵。ステンレスタンクで6ヶ月熟成しています。
(以下生産者情報より)
プリンチピアーノ家は、長らく神格化されたバローロ・モンフォルティーノを生む畑、フランチャに接した南西向き、標高350mの偉大なクリュ、ボスカレートを所有する。ランゲでの栽培農家としての歴史は1900年代初頭に遡り、1980年代前後はアルタ−レやスカヴィーノにブドウを供給していた。フェルディナンドは90年代には回転式タンクによるモダン・バローロを手がけたが、2002年以降、最長3ヶ月にも達する長期浸漬と大樽熟成を軸とする伝統的バローロ造りに回帰。同時にビオロジック栽培を開始。現在、主要な畑ではボルドー液や硫黄も使わない。トップ・クリュであり平均樹齢40年を越えるバローロ・ボスカレートは、収量をDOCG法上限の約1/3に抑える。伝統派らしく、いずれのキュヴェもやや薄めの色調ながら、深遠な陰翳と優雅で伸びやかな風味が魅力的。特にバローロの上級キュヴェ2種は、ビロードのような舌触りと妖艶な香気、長大な余韻を持ち、かつての伝統派の巨匠が示したバローロの優品にも劣らぬ魔性に溢れる。思慮深いフェルディナンドは長期的なマーケット醸成という視点から、ベーシックなドゥセットの導入と合理的な価格を実現・維持している。