ドメーヌ ルシアン ボワイヨ エ フィス ジュヴレ シャンベルタン レ シェルボード 2018
生産者名:DOMAINE LUCIEN BOILLOT & FILS
商品名:GEVREY-CHAMBERTIN 1ER CRU LES CHERBAUDES
品種:ピノ・ノワール100%
ヴィンテージ:2018
地域:フランス>ブルゴーニュ>ジュヴレ・シャンベルタン
容量:750ml
ピノ ノワール種100%。約3.5haの区画を3人の生産者で分けて所有しており、当ドメーヌは約0.4haを所有しています。畑がグラン クリュに隣接しているだけあって高い資質を持っており、果実味、酸、タンニンがバランス良く、複雑味のあるワインです。葡萄の木の樹齢も約95年と非常に古く、ワインに深みと凝縮感を与えています。ヴィラージュのゼヴォセルよりもタンニンの木目が細かくて繊細なのが特徴です。
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1850年代にフランソワ ボワイヨ氏がヴォルネー村でワイン造りを始めたことからボワイヨ家の歴史は始まります。彼の息子であるヴィクトール ボワイヨ氏はワイン造りと並行してヴォルネー村の村長を務めたばかりでなく、当時フランスの生化学、細菌学の権威で酵母がアルコール醗酵を引き起こすことを発見したルイ パスツール氏とも親交があり、主にワインの健康状態の保持についてのアドバイスを受けていました。また、ヴィクトール氏の甥っ子にあたるポール マッソン氏はサンフランシスコに移住してワインビジネスを始め、今日でも彼の名前がラベルになっているサンノゼやカリフォルニアワインが販売されています。現在はフランソワ氏の子孫たちがボワイヨ家の名前を冠してブルゴーニュ各地でワイン造りを行っています。
当ドメーヌはジュヴレ シャンベルタン村の外れに醸造所を構え、6代目当主のピエール ボワイヨ氏は万人受けするワインよりもテロワールやピノ ノワールの酸味の旨さを表現できるワイン造りを心掛けています。畑はコート ド ニュイのジュヴレ シャンベルタンからコート ド ボーヌのピュリニィ モンラッシェまで南北に幅広く存在し、様々なテロワールの畑を約7ha所有しています。土壌は基本的に粘土石灰質でどのアペラシオンも古木が多く、最も古いもので樹齢100年を越えるものも多数存在します。樹齢の古い木は1株につき葡萄の房を4つにまで制限し、除草剤は一切使用していません。これらの古木からルビーのような輝きのある、凝縮された味わいのワインが生み出されています。フランス国内ではアラン デュカスやパリの3つ星レストランであるラセールでも使われています。
収穫は全て手摘みで、葡萄の皮から繊細でしなやかなタンニンを引き出すために100%除梗を行います。また、ピノ ノワールの色とアロマを出す為に低温マセラシオンを3〜5日間行い、自然酵母で18〜21日間、最高温度32℃で琺瑯タンクでアルコール醗酵をさせます。櫂入れは1日1〜2回行います。熟成は樽で行い、新樽比率は25〜30%で18〜25ヵ月間寝かせます。そしてノンフィルター、ノンコラージュで瓶詰めされます。